3Dプリンタは最近低価格化がすすみ家庭向け製品では、10万円から50万円前後が主流となっています。
一方、産業向け製品は数百万から数千万とかなり高額となりますので学校での導入検討にあたっては家庭用製品が現実的ではないでしょうか?
性能や仕組みにより価格は違いますが、家庭用3Dプリンタには3種類の方式と4種類の形状があります。
1.方式:熱溶解積層方式、光造形方式、プロジェクション方式
2.形状:BOX型、フレーム型、Rostock型、メンデル型
それぞれ特徴がありますが、家庭用では熱溶解積層方式が主流ではないでしょうか。
また、形状でよく見るのはBOX型です。
以下、カタログ上のスペックや価格以外で気になる点です。導入の御参考に。
1.必要消耗品の種類・・・メディア(1Kgあたり5,000円から10,000円)その他必要な消耗品
2.付属ソフトウェア、マニュアル・・・日本語対応版の有無
3.接続方式・・・USB、WiFi、LAN等
4.製品サポート・・・障害時の対応方法、窓口等
5.その他・・・操作性や作品サンプルの確認、導入後教育
導入検討材料は他にもあるかと思いますが、実際にメディアセットからデータ送信、作品完成まで一連の流れを体験するのが良いかと思います。
教育関連展示会での展示や専門展も開催されるようになり、多くのメーカーが教育分野への製品投入をしています。最近ではアカデミックモデルも登場していますので教育現場での導入も増えることでしょう。
http://www.3dprintingexpo.jp/info_exhibitor.html
ただし、3Dプリンタは導入の判断基準がまだ難しいデバイスであり、導入後の運用についても課題がありそうです。
今後、アプリケーションや産業向けモデルについても紹介したいと思います。
*現状では持込デモは難しいですが、実機見学御希望の学校様がございましたら下記まで御連絡ください。
株式会社シンク 017-777-8831